
東京造形大学 毎日新聞 新年広告 2026
Newspaper advertising / Cl: 東京造形大学 / AD+D+Copy: カイシトモヤ (room-composite) / Artwork: 本間彩織
道は、いつも曲がっていた
大人たちはしばしばこう諭す。
「自分の夢や大きな目標を決めて、
そこに向かってまっすぐに進みなさい。」
しかし彼らはおそらく忘れているのだ、
一直線に進んできたわけではなく、
何度も迷いながら、失敗しながら、
自分をつくってきたことを。
イラストを描いていたら、自然と映像や
アニメーションが頭に浮かんだ。
スマホで写真を撮っていたら、そこから
デザインのアイデアが生まれた。
絵の具や筆を選ぶように、創作技術を
軽やかに横断するのが当たり前になった。
言ってみれば積極的な寄り道をすることが、
創造の重要な種になっている。
つくることを学ぶ場は、つくることを試す
実験の場でもあると思う。
そのほとんどが、分岐や迷い道だらけの、
まっすぐに定まっていないルートだ。
そしてトライアルとエラーの数だけ、
君の見る風景は豊かに広がっていく。
ただ1つの夢を持つことは、もちろん素敵なことだ。
でもそれが見えなくても、ひたむきにつくり続けていれば、
気づいたときにはきっと、
君の個性が紡ぎ出されている。
私たちは、君の探求を、挑戦を、そして迷いを
すべて受け止める。その曲がりくねった道のりそのものを、
君のかけがえのない作品だと考える。
つくることが大好きな君が、その想いを世界に届けていくために。
東京造形大学は、歩き始めたその足元を見守っていきます。
君の足跡は君だけの物語へ。